インナーシム化

2005/9/28

今回アウターシムをインナーシムへ変更します。

インナーシムのほうがいいといわれていますが、何がどういいのかわからない人は多いんじゃないかな?

インナーシム最大の利点はリフト量の多いカムが使えることにあります。
アウターシムは文字通りシムがリフターの外にあり、ちょうどリフターの真上に載っていて、このシムをカムが叩く構造です。一方インナーシムはリテーナーの上に載っていて、その上にリフターが載り、リフターのみをカムが叩く構造となっています。

すべて新品パーツを用意。袋が多すぎる・・・。


これが構成パーツです。右がアウター用、左がインナー用です。
まずアウター用を見てみると、一番大きいのがリフターでその右にあるのがシムになります。このシムがリフターの上に載るわけです。
シムの大きさを比較してみると、3倍ぐらいの差があるのがわかります。


リフターだけを比較してみると、外形は同じです。しかし、カムがリフターを叩くときの径がアウターのほうが狭くなってしまいます。
インナーシムと同じリフト量の多いカムを使用してしまうと、シムが暴れて飛び出すこともあるようです。


重量比較です。左がインナーシム、右がアウターシム。1.5g違います。


シム重量比較です。インナーシムが10.4g軽いです。


リテーナー比較です。インナーシムが1.3g軽いです。


吸気バルブ比較です。バルブ寸法はほぼ同じですが、今回は3型用を使用します。3型用が2.7g軽いです。


排気バルブ比較です。2型のほうが0.1g軽いです。


バルブスプリング比較です。3型用が1.9g軽いです。


まとめ

  インナーシム アウターシム
IN EX IN EX
バルブリフター 32.9 31.4
シム 3.0 13.4
リテーナー 13.9 12.6
小計 49.8 57.6
     
バルブ 45.9 39.9 48.6 39.8
合計 95.7 89.7 106.2 97.4
-10.5 -7.7    

てことになりました。
注)1種類しか測定してないので、部品のバラつきによる誤差があると思われます。

インナーシムへ変更すると、動弁系の軽量化がなされることがわかりました。
表にはバルブスプリングの重量は考慮しておりませんが、約2gの重量差が効果を生むのかはわかりませんね。